四つの視点 第35回(3) 今月のテーマ「ISOホームページ活用法」

四つの視点(第35回) 今月のテーマ「ISOホームページ活用法」

“見るHP”から“参加するHP”への転換

(有)竹内アイ・エス・オー技術事務所 代表取締役 竹内 一郎 氏


閲覧者参加型ホームページの運用


弊社のホームページは規格解説及び情報提供を中心とし、それに加えて閲覧者からのISO規格の適用などに関するQ&Aについてホームページを通じて行うことができる「ISO相談室」というコンテンツを設けています。そこでは構築や運用に関する閲覧者から匿名での質問を受け、小生または弊社要員が回答するCGIによるシステムです。このサービスは、閲覧する方々からの満足度を高めるとともに、参加していただくことを目的として設置しました。

ホームページにおいて単に規格の解説を並べたてても、規格解説書は多くの先生諸氏によって執筆され市販されていることもあり、閲覧する方々にはあまり役には立ちませんし、業務に特化したご担当者固有の些細な悩みをも解決するには至らない場合が多々あります。このような固有の悩み事について、インターネットの特性を活かしてリアルタイムに助言し、それらの悩みやご相談内容を共有・公開することで、少しでもお役に立てていただこうというのが主旨となっています。

現在、ホームページを全面改訂中で、次回はもっと強力なPHPツールを導入し「ISO相談室」をフォーラム化する方向で検討しています。ただ、このコンテンツの欠点としては、双方の正確な情報が伝わり難いことがあげられます。サーバーのアクセス情報を監視していると、閲覧する方々は検索エンジン入力へ、規格で使用されている用語や規格要求事項をそのまま入力しているケースを多々見受けますので、それらに対応したホームページのSEO(サーチエンジン最適化)対策を行っておく必要があります。

ホームページの作成は、コンサルタントである以上は最低限の力量の証明としても自社またはご自身で構築・維持管理することくらいは行っておきたいものです。これらの知識は顧客先支援時にも必要とされます。

更新のないHPは閲覧されない


ホームページの作成や運営には、すでにご存知かと思いますが、以下の点に留意されるとよいでしょう。ただし、更新のないホームページは閲覧されないことを認識すべきです。

(1)BLOGの設置及びRSS機能の充実
(2)アクセス解析ツールによる分析と対応
(3)規格の制定・改訂情報の迅速な提供
(4)問合せフォームメールの充実とSSL化
(5)会社概要・案内のコンテンツは必須
(6)複数ブラウザの対応の確認
(7)Anonymous FTPなどによる情報開示
(8)独自サービス(他社との違い)の明確化
(9)メールマガジンの定期的な発行

ホームページは看板ではなく、閲覧者とのパイプ役を務める重要なツールであることを認識、ご理解いただければ幸いです。

“双方向”コミュニケーションを強化!“Takeuchi ISO Technical Office”

http://www.takeuchi-iso.com/

<アイソムズ 2006年8月号掲載>

ISO研修はグローバルテクノ