グローバル・ニュース 2008年7月号(1)

グローバル・ニュース 2008年7月号(1)

ISO 9001:2008
いよいよFDIS(最終国際規格原案)段階に!  本年10月には発行か!


ISO 9001:2008の発行が近づいてきた。ISO9001の改訂作業は2003年10月のTC176ブカレスト総会で「定期見直し実施の決議」が行われ、実質的改訂作業がスタート。2006年11月の釜山総会でCD1、2007年6月のヘルシンキ総会でDIS、2008年5月のノビサド総会(セルビア)で約700件のコメント付でFDISに進むことを決議、という経緯をたどってきた。

そのFDISがいよいよ7月中旬に公表される模様で、公表後2ヵ月間の投票期間を経てISO 9001:2008として10月に発行される予定(JISは12月を予定)だ。

そもそもISO 9001の改訂(「追補」という名称を使用)は、その目的を(1)規格要求事項の明確化、(2)公式解釈を必要 とするような曖昧さの除去、(3)ISO 14001との整合性の向上という方針で行われてきた。その影響に関しても「要求事 項の追加、変更はしない」、「組織のQMS構築・運用に影響なし」とし、変更対象も「便益が高く、影響度の低いもの に限定し、便益、影響度の両方が高いものは次回改訂で対応する」としてきた。

以上の原則を踏まえての改訂作業だが、少なくとも昨年10月に実施された「ISO/DIS 9001(追補)要点解説説明会」では「30ヵ所、細かくは50ヵ所ほどの変更になっている模様」とのことで、要求事項そのものの文言が変わっており、一度FDIS段階でその違いを精査する必要が生じてくるのではないかと思われる。というのも、間違って2000年版の要求事項を解釈している可能性があるかもしれないからだ。

以上のような状況を踏まえ、 グローバルテクノではFDIS発行後にTC176メンバーである加藤重信氏による「ISO 9001:2008年版のポイント」と題する「講演会」の開催を予定している。開催日時、講演内容、参加料などの詳細については、決定次第ホームページに掲載する予定 (http://www.gtc.co.jp/) なので、そちらを参照していただきたい。

<グローバル・ニュース 2008年7月号掲載>

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