グローバル・ニュース 2008年7月号(2)
経済産業省が「マネジメントシステム規格認証制度の
信頼性確保のためのガイドライン(案)」を公表
経済産業省は、マネジメントシステム規格認証制度の信頼性を確保するために認定機関、認証機関をはじめとする関係者が取り組むべき事項を「マネジメントシステム規格認証制度の信頼性確保のためのガイドライン」としてとりまとめた。今回公表されたものはガイドライン案として広く意見募集されている(募集は締切られた)。
ガイドライン制定の背景としては、MS認証を取得した企業において不祥事が頻発し、MS認証制度がこうした不祥事を抑止できていない点があげられる。このような状況は、消費者を含む認証を活用する側にとってだけでなく、MS規格を着実に運用し、かつ成果を上げている多くの認証を受けた組織にとっても、好ましい状況ではない。MS認証制度の信頼性を確保するため認定機関、認証機関はもちろん、認証を受けた組織及び認証を活用
する消費者、企業、行政等が、このような認定機関、認証機関等の取組みを十分に理解し、評価することが望ましいとしている。
ガイドラインは、主に認証機関及び認定機関の2点について期待される取組みをまとめている。
認証機関に対しては、信頼性確保が共通の課題であるとの認識の下、以下の点について取組みを進めることが期待されている。
(1)認証に係る規律の確保
(2)審査員の質の向上と均質化のための取組みの推進
(3)認定機関への協力
認定機関に対しては、MS認証制度の総括的管理者として取組みを進めるに当たって、以下の点について取組みを進めることが期待されている。
(1)認証を受けた組織の不祥事等への対応の適正化
(2)認定行為の透明化
(3)有効性審査の徹底
(4)MS認証制度の積極的広報
(5)MS認証に係る情報の積極的提供
(6)国際整合への配慮
同案の詳細は「e-Gov(電子政府の総合窓口)」
(http://www.e-gov.go.jp)
を参照ください。(検索方法;トップページ下部「意見提出期間が終了した案件一覧」→ページ下部「キーワード検索」→「595208015」と入力→検索ボタンをクリック)
<グローバル・ニュース 2008年7月号掲載>

