グローバル・ニュース 2009年10月号(5)
事業継続マネジメントシステム(BCMS)実証運用中間報告を公表
─正式運用開始は2010年3月を予定─
(財)日本情報処理開発協会(JIPDEC)情報マネジメント推進センターは9月14日、2008年7月30日から開始していた事業継続マネジメントシステム(BCMS)実証運用の運営・評価の検討結果を、BCMS準備運営委員会及びBCMS 技術専門部会において中間報告としてとりまとめ、公表した。
詳細はJIPDECのHP
(http://www.isms.jipdec.jp)
を参照していただきたいが、概要は以下のような評価・結果となっている。
1. BCMS認証機関の評価
各認証機関とも規格要求事項(BS25999-2)に沿って、適切な審査が実施され、特に大きな問題はなかった。
2. BCMS適合性評価制度の評価
継続検討となったのは、登録証への記載事項、審査工数及び業種の専門性についてである。
3. BCMS認証基準及びBCMS認定基準
認証基準については、要求事項の規格が現時点ではBS25999-2だけであり、ISMS、QMS等の他のマネジメントシステムとの整合性は問題ない。ただし、今後発行予定であるISO/IEC 22301(BCMSのISO規格)の動向を注視していく必要がある。
認定基準及び指針については、実証運用を通じて得られた結果から、BCMS固有の審査員の力量に関する定義、審査工数等について、今後さらなる検討が必要、としている。
また、報告では、正式運用の開始時期を2010年3月に予定し、( 財) 日本適合性認定協会(JAB) とJIPDECでBCMS適合性評価制度の正式運用に向け、共同作業により認定関連事項を検討するとしている。
<グローバル・ニュース 2009年10月号掲載>

