特集 ISOとは何か 新入社員のためのISOガイド2006
ISOの組織
参加国は150ヵ国
ISOは2005年12月現在、国連加盟国191ヵ国の8割にも及ぶ150ヵ国が加盟している。加盟は1国1機関であり、日本からはJIS(日本工業規格)の審議を行うJISC(日本工業標準調査会)が加盟している。
ISOの理事国は日本を含め18ヵ国あるが、2006年12月までは田中正躬氏(日本化学工業会専務理事)が会長であり、日本人2人目である。
専門委員会(TC)のWGが作業
(1)総会
ISOの最高決議機関であり、年1回開催される。長期戦略計画・財務などISO業務全般を審議する。
(2)理事会
主要役員と18理事国からなり、年2回開かれ、運営を決定する。
(3)技術管理評議会(TMB:Technical Management Board)
理事会で任命された議長と12名のメンバーで構成。業務全般の理事会へ報告・助言、TCの設置・解散の決定、専門諮問グループ(TAG)の設置・解散、TCの業務監督など国際規格策定全般に責任を持つ。
(4)適合性評価委員会(CASCO)
規格・技術仕様に対する適合性評価方法の検討、試験・検査・認証の実施、関連機関の評価と運用・採用に関する規格及び指針作成を行う。
(5)消費者政策委員会(COPOLCO)
消費者が標準化の恩恵を受けるための援助方法や国及び国際標準化への消費者の参加を促進させる方法の検討などに責任を持つ。
(6)専門諮問グループ(TAG)
必要な時にTMBによって設置され、横断分野の調整や一貫した規格や新規作業の必要性などについて助言する。ISO26000はISO/TMB/WG on SRで議論されている。
(7)専門委員会(TC:Technical Committee)
国際規格原案や技術分野の専門的事項を審議する場。必要に応じてSC(Sub-Committee:分科委員会)、WG(ワーキンググループ)を設置して国際規格の策定作業を行う。
ISO9000ファミリーはTC176(品質管理及び品質保証)、ISO14000ファミリーはTC207(環境管理)、ISO22000はTC34(農産食品)が策定し、ISO27000ファミリーはISO/IEC合同委員会JTC(Joint Technical Committee)1のSC27で引続き議論しており、ISO20000はJTC1のSC7が策定した。BCP規格はTC223(防災)での議論となる。
■ISO組織図
<アイソムズ 2006年4月号掲載>

